マンゴー5種食べ比べ実験
タイはマンゴーの時期。ということで、私の独断と偏見で5種類マンゴーの食べ比べ実験をしました!実験という名のただのマンゴー食べまくり。うーん、ウマウマ。
タイのマンゴー
タイのマンゴーは品種改良によって生み出された種類を含めると170種類もあるそうです。時期は3月から6月。今では年中スーパーで見かけますが、やはり旬な時期のマンゴーが美味しいです。
マンゴー調達
今の時期、スーパーにはマンゴーがたくさん並びます。この中から5種類のをチョイス。
基本、果物は量り売りです。
それぞれのマンゴーの重さをスーパーのおばちゃんが測り、袋にシールをペタペタ。シールがまっすぐに並んでいないのは、性格を示しますが私もこんな感じですね。おおよそ、1個あたり20バーツから60バーツ(おおよそ70円から210円)。
一番高額マンゴーは右下のややオレンジ色のマンゴーでした。
マンゴーを育てた場所や人をチェック!
写真を見ると、QRコードが貼り付けられたマンゴーがありますね。このQRコードを読み取ることで、マンゴーの産地情報を追跡できます。
さて一例です。
マンゴーを生産したおじちゃん
このおじちゃんの日焼け具合からいって、おそらくオーナーさんでしょう。
生産場所の雰囲気
きれいな自然の場所ですね。写真はマンゴーの重さで茎が折れて、うっかり川に落ちてしまいそう。見ていてヒヤヒヤします。
実験準備
緑マンゴーは熟すまで待ち、今回は3種類のマンゴーをカットして食べ比べします。写真では3種類のマンゴーを一同に並べていますが、写真でどこが境目だっけか。
たぶんここら、という場所を赤で区切っています。もちろん食べ比べはお皿に分けてメモに残したので大丈夫です。食べたら違いが分かるのですよ。
食べ比べ結果一覧
独断と偏見による結果。星が多いほど良し。
個人的に第一位はR2E2。R2D2ではありませんよ!このマンゴーはオーストラリアで改良された品種で、丸くて大きく果肉が多いのが特徴です。いろんな方がブログでマンゴー食べ比べされていますが、そのなかでも人気が高い種類です。
マンゴー食べ過ぎで、まさかの影響
写真左は、何に見えますか?
これターメリック色の石鹸です。これが、マンゴーに見えてしまいました。本当ですよ!!
マンゴーの注意点
マンゴーはうるし科の種類なので、まれに触るとかぶれることがあるようです。私はまだ経験ありませんが。以前の、食べなくても刺激体験のマンゴーバージョンです。
タイの郵便ポスト数を推定
タイにある郵便ポスト数をいわゆるフェルミ推定を使って計算してみましょう!
フェルミ推定とは
実際に調査しにくい数値を身近にある手がかりを元に論理的に推論し短時間で概算すること。例えば、日本のコンビニ数や会社にあるゴミ箱数など。Googleやコンサルティング会社の面接でも質問されることがあります。気軽に計算できて、現在では答えはインターネットで調べればおおよそ答え合わせができるので、数学好きには楽しいのでは。
ポストカウントの前提条件
郵便ポストは、はりぼてではなく、忘れられず定期的に郵便回収されているポストをカウントする。
計算してみよう
計算式
タイの郵便ポスト数=タイの全国土面積 51.3km2 ÷ ポスト1本当たりが管轄する面積
「ポスト1本当たりが管轄する面積」のイメージはこんな感じ
ポスト1つあたりの管轄面積
タイの「ポストはある定間隔に設置されている」希望的観測を込めておく。
ここで山地と平地ではポスト設置数は異なるので、タイ国土面積に占める山地と平地の割合は2010年のデータによると
山地 40%
平地 60%
ちなみに日本は山地:平地=7:3なので、意外とタイの山地は狭い。
ここで、無人の山地(森林や田畑)にはポストはあっても行く末はゴミ箱なので、無人地域にはポストは無いと勝手に仮定。(かってにかてい、ダジャレ!)
山地のうち有人地域かつポストが一応設置されているのは山地の面積に対してどれくらいか。ここでタイ国内旅行で培った私の感覚をここで発動!!
田舎を先日旅行したチェンライとし、一応市街地を私の住むシラチャと仮定。
山地(チェンライ)でポストを奇跡的に見かけたのは、美術館にあった、おっさんポストしか見た覚えがありません。これも作品の一つなのでしょう。
市街地からそのおっさんポストまでの距離はGoogle Mapで計測すると17 km面積では
17 km ×17 km = 289 km2
私の住んでいるシラチャで見かけるポストはコレ
距離を上記同様にGoogle Mapで確認すると2.5 km、面積では
2.5 km× 2.5 km = 6.25 km2
先述の山地40%と平地60%の割合を考慮して、最終タイのポスト本数は
51.3 × 0.4 / 289 + 51.3 × 0.6 / 6.25 = 49,958本
つまり、約5万本。
計算結果と実情との比較
実際の本数は日本における郵政公社のようなタイバージョン(2017年)によると、23,346本。
計算結果の半分以下。おそらく市内のポスト本数を多めにしてしまったことによると思われます。
計算条件の調整
計算条件を調整して、平地のポスト間の距離を3.8kmにすると、22,206本。つまり、計算から言えるのは私の住んでいる場所のポスト本数は平均より多いということ。
日本の郵便ポスト数は
ちなみに、日本の郵便ポストは
181,523本(2016年)
総務省
タイの約7.8倍もあり、日本のほうがポスト数が多い状況です。敷地面積は日本のほうが狭いのに。
現在はSNSが普及していますので、今後は郵便ポストは減少していくでしょうが、町にあるポストの距離から全体数を検討するフェルミ推定も楽しいかもしれません!
今回の一番の発見は、郵便ポストの数え方は「本」であること、でした。
参考ブログ
私のメインのタイブログです。
タイの郵便局に関しての詳細はこちら。船便と航空便を比較。郵便物は手から離れたら、必ずしも無事に到着するか分かりませんので、ご覚悟を。
バンコクから北のチェンライ旅行。隣の国の国境近くに位置する町です。芸術作品が多くありました。
食べなくとも刺激体験
さーて、こちらでの初投稿です。
現在タイに住んでいますが、タイといえば辛い料理、辛いといえば、唐辛子でしょう。ということで唐辛子に関するプチ情報。食べなくても、刺激を体験する方法。最初の投稿ともあり、素晴らしいところから参考文献を拝借しています。
<!注意!>
本内容の実践は自らの判断と責任において行うものとし、当方は一切の責を負わないものとします。
さっそくその体験方法
唐辛子、ハバネロなどのトウガラシに分類される果実を切り、中にある「ワタ」(下記写真の黒丸部分)を手で直接触る。さわるだけ。
簡単です。
手で触り約1時間後にヒリヒリ感が怒涛のようにやって来ます。人によりますが、1個の唐辛子でも十分。もっと刺激が欲しい人は5個も触れば十分な刺激がやって来ます。燃えるような痛さを感じることもあります。
なぜ食べていないのに、なぜ刺激されるのか
辛味成分のカプサイシン(Capsaicin、C18H27NO3)がワタにあるためです。化学式はこちら。
今回は皮膚による接触でしたが、眼、鼻の粘膜でも同様に刺激作用が発生し、流涙、鼻漏、痛みなどが生じるようです。なので、カプサイシンが付着した手で他の場所を触るとその場所もえらいことになります。
ただ、人にもよりますが、この刺激が来ない人もいるそうです。痛みに強いのかな。
痛みの解消法
ありません。
体験上、時間が経ち刺激を収まるのを待つしかありません。なぜなら、このカプサイシンは脂溶性。つまり、水に溶けないので水で患部を流しても不可。
カプサイシンを接触後すぐにオイルで浸け流せば多少効果があるかもしれませんが、痛みがやって来る時には時すでに遅し。他のネット情報ではコーヒーなどの粉を浸ける方法の紹介がありますが、痛みが来る頃には治まりませんでしたよ。
痛みを防ぐには
ワタ部分を触る場合は手袋を付けるなどして直接接触しないこと。そ・れ・だ・け。
辛味が好きな人へ専門リンク先
唐辛子専門のマガジンに、唐辛子ジャムやもっと詳細な情報が書いてあります。唐辛子や辛い物好きな人はぜひご覧ください。
参考文献
農林水産省 カプサイシンに関する詳細情報
最後の一言
もちろん実体験ですが、私はこれを知らずに唐辛子を取り扱って痛い目にあったので、知らない方は事前に知っておくだけでもよいかと。