食べなくとも刺激体験
さーて、こちらでの初投稿です。
現在タイに住んでいますが、タイといえば辛い料理、辛いといえば、唐辛子でしょう。ということで唐辛子に関するプチ情報。食べなくても、刺激を体験する方法。最初の投稿ともあり、素晴らしいところから参考文献を拝借しています。
<!注意!>
本内容の実践は自らの判断と責任において行うものとし、当方は一切の責を負わないものとします。
さっそくその体験方法
唐辛子、ハバネロなどのトウガラシに分類される果実を切り、中にある「ワタ」(下記写真の黒丸部分)を手で直接触る。さわるだけ。
簡単です。
手で触り約1時間後にヒリヒリ感が怒涛のようにやって来ます。人によりますが、1個の唐辛子でも十分。もっと刺激が欲しい人は5個も触れば十分な刺激がやって来ます。燃えるような痛さを感じることもあります。
なぜ食べていないのに、なぜ刺激されるのか
辛味成分のカプサイシン(Capsaicin、C18H27NO3)がワタにあるためです。化学式はこちら。
今回は皮膚による接触でしたが、眼、鼻の粘膜でも同様に刺激作用が発生し、流涙、鼻漏、痛みなどが生じるようです。なので、カプサイシンが付着した手で他の場所を触るとその場所もえらいことになります。
ただ、人にもよりますが、この刺激が来ない人もいるそうです。痛みに強いのかな。
痛みの解消法
ありません。
体験上、時間が経ち刺激を収まるのを待つしかありません。なぜなら、このカプサイシンは脂溶性。つまり、水に溶けないので水で患部を流しても不可。
カプサイシンを接触後すぐにオイルで浸け流せば多少効果があるかもしれませんが、痛みがやって来る時には時すでに遅し。他のネット情報ではコーヒーなどの粉を浸ける方法の紹介がありますが、痛みが来る頃には治まりませんでしたよ。
痛みを防ぐには
ワタ部分を触る場合は手袋を付けるなどして直接接触しないこと。そ・れ・だ・け。
辛味が好きな人へ専門リンク先
唐辛子専門のマガジンに、唐辛子ジャムやもっと詳細な情報が書いてあります。唐辛子や辛い物好きな人はぜひご覧ください。
参考文献
農林水産省 カプサイシンに関する詳細情報
最後の一言
もちろん実体験ですが、私はこれを知らずに唐辛子を取り扱って痛い目にあったので、知らない方は事前に知っておくだけでもよいかと。